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東京都マガジン

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東京都庁関連のnoteをまとめています。
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2020年11月の記事一覧

もう、会社を休まなくて良い。都庁が進める行政手続きのオンライン化とは?

ご不便を強いる役所の手続き この秋、転勤でとちょう区に引っ越してきたAさん一家。さっそく週末、「転入届」を出しに役所へ行こうとホームページを調べるも、土日・祝日は手続きができないとのこと。Aさん夫婦は共働きで、平日は朝から晩まで仕事があり、窓口が開いている時間に間に合いません。仕方なく夫が午前休を取り、役所へ赴くことにしました。 転入届の手続きをする際に、「児童手当」や「子ども医療費助成」の申請も一緒に済ませたかったのですが、同じ窓口では手続きができないと言われ、別フロアの窓

コロナ対策で「オープンデータ」活用が加速、民間人材登用で「DX」も推進

都政の構造改革に向けた「7つのコア・プロジェクト」。本日はまだ詳細をお伝えしていないコア・プロジェクトの中から、①「オープンデータ徹底活用プロジェクト」②「DX(デジタルトランスフォーメーション)推進体制構築プロジェクト」③「内部管理事務抜本見直しプロジェクト」の3つをピックアップ。その概要や、都民の皆さんはどのようなメリットが得られるのか、などについてご紹介していきます。 データのオープンデータ化、コロナ禍で力を発揮まずは、「オープンデータ徹底活用」について。オープンデー

1年前にWi-Fiもなかった都庁は3か月でどう変わった?「都政の構造改革レポート ver.0」を分かりやすくご紹介!

DX(デジタルトランスフォーメーション)を梃子(てこ)に都庁のデジタル化を進め、都政のQOS(クオリティオブサービス)の飛躍的な向上を目指す「都政の構造改革」。8月28日にキックオフしてから3か月、各局と密に連携しながら、一丸となって取り組んできました。一体どこまで進んだのでしょうか?本日、「都政の構造改革レポート ver.0」を公表したので、ご紹介していきます。(レポートの詳細はこちらをクリック☟) 本レポートは「7つのコア・プロジェクト」、「各局リーディング・プロジェク

火山と野鳥の島・三宅島へのアクセス

突然ですが、三宅島ってどこにあるか知ってますか? 東京から南に186km、遠く離れた海に浮かぶ火山島、三宅島。 緯度でいうと大体紀伊半島と同じくらいです。 20年前の噴火も記憶に新しい、「東京都」でありながら大都市東京のイメージとはかけ離れた、自然あふれるダイナミックな島。 火山の他にも、野鳥、釣り、ダイビング、巨樹・・・四季折々の自然の魅力が顔を見せてくれます。 そんな三宅島の魅力は今後どんどん発信していけたらと思っていますが、まずはアクセスについて。 東京だけど東

東京都三宅支庁産業課~三宅島・御蔵島の産業振興を支えるため、noteを始めます~

野鳥の宝庫、三宅島。 早朝、山肌が白み出すと、鳥たちのさえずりが降り注ぎます。 鳥たちの目覚めとともに白く輝き始める建物。 東京都の総合出先機関、三宅支庁です。 数十年に一度、噴火を繰り返す三宅島。 そして、イルカたちの棲む秘境の御蔵島。 このワイルドな二島が三宅支庁の管轄です。 産業課では、この二島における農林水産業や観光業、商工業に関わる行政サービスや補助事業を行い、島の産業を活性化する仕事をしています。 この度三宅支庁産業課は、みなさまにより幅広く情報を届

専門家ボードに新チームを設置します!

「感染制御チーム」の設置● 東京iCDCでは、専門家ボードの中に「疫学・公衆衛生チーム」、「感染症診療チーム」、「検査・診断チーム」、「リスクコミュニケーションチーム」の4つのチームを設置して具体的な検討を進めています。      このたび、感染防止対策をさらに強化するため、「感染制御チーム」を新たに12月1日より設置します。 感染制御チームでは、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大していく中で、科学的な知見から家庭、職場、学校など様々な場面に応じた感染制御に係る効果的な対

1年目職員の次世代職場紹介

東京都の幅広い5G施策にかかわりたい! そんな思いを胸に入都しました。 皆さんこんにちは! 私は4月より、次世代通信推進課に新規採用された1年目の職員です。 noteを開設して約3か月、私たちの様々な事業・取組を紹介してきましたが、今回は当課が一体どんな職場なのか、事業以外にはどんなことをしているのか、私が半年間働いてみた仕事内容や感想などを踏まえて、改めて自課紹介みたいなことができたらいいなと思います。 〇次世代通信推進課 プロフィールにもあるとおり、今年の4月に新た

西新宿における課題解決策の実証実験

西新宿スマートシティ協議会では、8月に西新宿の課題解決策を募集しました。 現在、募集した課題解決策のうち、今年度中に実施可能なものを短期実証として実施するため、現在調整を進めています。 情報は随時発信していく予定です。 今回はそのうちの一つである「実演芸能部活動コミュニティ」についてご紹介します。 西新宿でのビジネスマンの交流機会の提供として、東日本電信電話株式会社様から「落語を通じてビジネスに活かせる話し方を学べるコミュニティ」をご提案いただき、12月~1月での実施が決

都民の皆さんの声をうかがいました・後編

「都民の皆さんの声をうかがいました・前半」はこちら 5.予備調査結果その2:新型コロナに対する意識この予備調査では、都民のみなさんが新型コロナに対してどのような考えを持っているかについてもたずねています。 【これらの結果からわかったこと】 1.自分は新型コロナウイルスには感染しない、感染しても自分は重症化しないと思っているひとが2割強の割合でいることが見て取れます。その割合を詳しく見ると、20代、30代で多くなっていました。 2.コロナウイルスに感染したかなと思っても受診

都民の皆さんの声をうかがいました・前編

1.都民のみなさんの声をうかがいましたリスクコミュニケーションチームでは、広聴の第一歩として、都民のみなさんにアンケート調査を行いました。 今回のnote では、その概要をご紹介します。 なお、最初にご注意願いたいことがあります。 それは、今回のアンケート調査は、代表性の担保がされたデータではなく(東京都の人口構成比率には即していない、サンプルサイズも小さい)、あくまでも予備的な調査である、ということです。また、今回は質問数の制約もありました。そのため、今回の予備的な調査を

リスコミチームを立ち上げました!

1.リスクコミュニケーションチームを立ち上げました新型コロナウイルス感染症をめぐっては、国内外でリスクコミュニケーションの必要性があらためて認識されました。リスクコミュニケーションとは、個人、機関、集団間で情報や意見のやりとり(相互作用プロセス)を通じて、リスク情報とその見方の共有を目指す活動のことを言います。 東京iCDCでは、専門家ボードのなかにリスクコミュニケーションチームをおき、感染症対策に資するべく活動を行っています。 東京iCDCのリスクコミュニケーションチームで

どこまでキャッシュレスは進んでる?都立施設を現地調査してみた!【都庁×キャッシュレス推進】

都政のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として、東京都は、都民利用施設(都立の博物館、庭園、動物園等)のキャッシュレス化を進めています! 構造改革におけるコアプロジェクトの1つである「5つのレス徹底推進プロジェクト」では、入場料等をお支払い頂いている78の施設について、「2021年度内にキャッシュレス対応を実現」という目標を掲げています。今後、原則としてクレジットカード、電子マネー、QRコードの3種類の決済手段をセットで導入していく方針です。さらには、施設内

「都庁×民間」~都政の課題解決を推進する新たな協働スタイルとは~

都政のデジタル化を推進するための「7つのコア・プロジェクト」には、都庁の職員が中心に取り組む「5つのレス徹底推進プロジェクト」のほか、民間の持つ技術やノウハウなど外部の力を活かして仕事の進め方を変革していく取組である「オープンデータ徹底活用プロジェクト」と「スタートアップ・シビックテックとの協働推進プロジェクト」があります。 今回は、先日開催されたスタートアップイベントの内容を取り上げながら、「スタートアップ・シビックテックとの協働推進プロジェクト」についてご紹介していきま

あなたの活躍できる場がきっとここに!都庁で「デジタル人材」を大募集!

都政のDX推進のための「デジタル人材」が圧倒的に不足しています都庁の仕事をデジタルに変えていくためには、民間企業などの外部人材を活用するだけでなく、都庁内部にICTに精通した専門的な人材が必要です。 しかし我が国での行政部門ではこうした人材は必ずしも十分ではありません。例えば、ニューヨーク市では、職員総数125,200人のうち、ICT部門は1,500人で1.2%ですが、東京都は行政職32,000人のうち、ICT部門はわずか100人で0.3%にすぎません。 東京都では昨年度