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東京都マガジン

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東京都庁関連のnoteをまとめています。
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2021年2月の記事一覧

産業交流展2020 初のオンライン開催中! 2/19(金)まで

 中小企業の優れた技術や製品を展示する産業交流展。23 回目を迎える今年はコロナ禍の影響もあり、初のオンライン(ヴァーチャル)での開催となりました。  3D空間でのリアルな展示会を再現しただけでなく、大阪大学の石黒浩教授やワークマンの土屋哲雄氏、台湾IT担当大臣のオードリー・タン氏など、豪華講師陣によるオンラインセミナーを実施。会期終了(2/19)まであとわずかとなりますので、この機会にぜひ一度ご来場ください。 <概要>〇開催期間:2021年1月20日(水)から2月19日(

データ利活用実証プロジェクト報告 3/5(MaaS Tech Japan)

次世代通信推進課の隣のチームが昨年実施していた「データ利活用実証プロジェクト」の報告の全5回シリーズの第3回目として、小田急電鉄、西武鉄道及び他の鉄道会社の協力の元、MaaS Tech Japanが実証した「官民連携プラットフォーム構築に向けた公共交通機関の混雑情報提供システムの検討」のプロジェクトについてご紹介します。 「公共交通機関の混雑情報提供システムの検討」を通じて目指したもの 「3密回避した移動」と「公共交通事業者の乗客数減防止」を両立させる情報提供を目指す コ

「都民向け金融セミナー ~基礎から学ぶサステナブルファイナンス~」を開催しました!

東京都は、持続可能な都市づくりに貢献するESG投資やサステナブルファイナンスの普及、及び同分野における東京都のプレゼンスの向上等を目的とする「Tokyo Sustainable Finance Week(東京・サステナブル・ファイナンス・ウィーク)」を令和3年2月8日から12日まで実施しました。 本ウィーク期間中に、都民の金融リテラシーの向上及びサステナブルファイナンスの認知度向上を目的とした「都民向け金融セミナー」を開催しました。セミナーでは昨今急速に拡大しているサステナ

オフィス街西新宿をつながる街に!西新宿スマートシティ協議会について

今年度から新たに取り組んだ、スマートシティプロジェクト。西新宿スマートシティ協議会の取組について紹介していきます。 過去の紹介記事はこちら。 そもそもスマートシティとは・・・?? スマートシティという言葉を聞いたことがありますか?? この言葉は、2010年頃からエネルギー分野で使われるようになり、地域内での電力等の効率的な配分システムなどを備えた街を指していました。 近年ではエネルギー分野にとどまらず、交通、医療、教育等々、分野横断で都市の構造をデジタル化し街全体を変革

東京-ロンドン グリーンファイナンスセミナー2021を開催しました!

東京都とシティ・オブ・ロンドンが2017年12月に締結した、「東京都とシティ・オブ・ロンドン・コーポレーションの交流・協力に関わる合意書」に基づき、東京都と駐日英国大使館の共催により、グリーンファイナンスセミナーを開催しました。 同セミナーは、国内外の金融関係者、関係省庁・団体等を対象にオンラインで開催しました。 日時 令和3年2月10日(水曜日) 午後5時30分 から 午後7時00分まで 開催方法 オンライン配信 対象 国内外の金融関係者、関係省庁・団体等 リ

デジタル化に関する都民の実態調査で、都政の「現在地」が分かりました

「デジタル」の力を存分に活用し、新たな都政=シン・トセイへと変貌を遂げていく「シン・トセイ」戦略。 行政がデジタル化を推進していくうえで、まず初めに、今我々がどこにいるのか、「現在地」を押さえておかなければなりません。都民や職員の現状や意見をどのように把握し、いかにして都政へ反映させていくか。今回は、「シン・トセイ」戦略の中から、4つの取組をご紹介いたします。 ①デジタル化に関する都民の実態調査 世界の主要都市と比較して、東京都の行政サービスのデジタル化はどこまで進んでい

専門家ボードのメンバーはどんな人?⑭(感染制御チーム 具 芳明先生)

こんにちは。東京iCDCの事務局です。 東京iCDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。 14回目は、感染制御チームの具 芳明(ぐ よしあき)先生です。 ―Q 最初に自己紹介をお願いします。 私は感染症を専門とする内科医です。 現在は国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンターに所属し、AMR(薬剤耐性:抗菌薬の効かない細菌)対策に取り組んでいます。なかでも広く医療従事者や市民の皆さまを対象とした教育啓発活動を主に担当していま

都の財政データをビジュアル化!若き職員の思い

都は、2021年1月29日に「令和3年度予算案」を発表しましたが、同日に都の財政データをダッシュボードで公開しています。 本ツールは、マイクロソフトの「Power BI」を使用し、「予算案」「普通会計決算」「普通会計財務諸表」に関するデータをビジュアル化しています。各項目をクリックすることで、知りたい情報に簡単にアクセスでき、過去データとの比較を視覚的に行うことも可能です。 今回は、このダッシュボード作成の中心人物である若きリーダー、財務局主計部財政課主任の堤 佑城(ゆう

「東京・サステナブル・ファイナンス・フォーラム」を開催しました!

2021年2月9日(火)、東京・サステナブル・ファイナンス・フォーラムを開催しました! 東京都は、持続可能な都市づくりに貢献するESG投資やサステナブルファイナンスの普及、及び同分野における東京都のプレゼンスの向上等を目的とする「Tokyo Sustainable Finance Week(東京・サステナブル・ファイナンス・ウィーク)」を令和3年2月8日から12日まで実施しましたので、お知らせします。 本ウィーク期間中に、国内外の金融機関等の関係者を対象とした「東京・サス

専門家ボードのメンバーはどんな人?⑬(疫学・公衆衛生チーム 西浦 博先生)

東京iCDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。 13回目は、疫学・公衆衛生チームの西浦 博(にしうら ひろし)先生です。 Q.最初に自己紹介をお願いします。 A.みなさん、こんにちは。京都大学の西浦博と申します。私は感染症の流行データの分析を専門にしています。特に、新型コロナウイルス感染症のような新興感染症のリアルタイム分析を専門研究課題の1つにしてこれまで研究に励んできました。専門家として必要とされる疫学分析結果や現状認識に資する情報な

東京金融賞2020表彰式を開催しました!

2021年2月8日(月)、東京金融賞2020の表彰式を開催しました! 東京都は、「国際金融都市・東京」構想の取組の1つとして、都民及び都内事業者のニーズや課題の解決に資する画期的な金融商品・サービスの開発・提供を行う金融事業者に加え、ESG投資※の普及活動を実践する金融事業者及びSDGs経営の取組を実践する事業者を表彰する「東京金融賞」を実施しています。  ※E(環境、Environment)、S(社会、Social)、G(企業統治・ガバナンス、Governance)をそ

「Tokyo Green Finance Market(仮称)」の実現に向けて、有識者会議を開催しました!

2021年2月3日(水)、「Tokyo Green Finance Market(仮称)」の実現に向けて、有識者会議を開催しました。 東京都では、環境先進都市及び国際金融都市として、環境・金融面での課題解決に向けた様々な施策を展開しています。 昨今、気候変動は一層深刻化しており、脱炭素社会の構築など、持続可能な経済の実現に向けた具体的な取組、行動が世界的に益々求められています。 このような動きに対応していくためには、ESGに関する「資金」が国内外から東京に集まる環境を構築す

データから読み解く 新型コロナのリスクとは

こんにちは。東京iCDCの事務局です。 様々な研究・報道などにより、少しずつ新型コロナのことが分かってきましたが、将来の予防法や治療法の開発のために活用可能なデータとするには、継続的な研究が必要不可欠です。 今回は、東京iCDCの「感染症診療チーム」メンバーである、国立国際医療研究センターの大曲先生に、新型コロナのレジストリ研究(患者の症例等の観察研究)について、お話をお聞きします。 ―大曲先生、観察研究の概要について教えてください。 はい。国立国際医療研究センターでは、新

データ利活用実証プロジェクト報告 2/5(六本木商店街振興組合)

次世代通信推進課の隣のチームが昨年実施していた「データ利活用実証プロジェクト」の報告の全5回シリーズの第2回目として、日本電気、三井住友カード、ナビタイムジャパンの協力の元、六本木商店街振興組合が行っていただいた「混雑状況と人の流れ・属性、エリア全体の消費動向等の可視化」のプロジェクトについて、担当した近藤がご紹介します。 六本木商店街振興組合がこの実証を通じ目指したもの コロナ禍の中、3密回避や人の移動の制限を行ってコロナ感染を最小限に食い止めるというのは喫緊の課題です。