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東京都庁関連のnoteをまとめています。
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#次世代通信推進課

令和2年度振り返り「次世代通信推進課」

本日3月31日で令和2年度も終了です。 次世代通信推進課が令和2年度に行った主な取組について月毎にまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。 2020年4月 ・企画課次世代通信推進担当から次世代通信推進課となり、一つの課として20数名でスタート ・スマートポールの先行試行設置及び検証に係る協力事業者を知事会見で発表 ・第1回スマート東京・TOKYO Data Highway戦略推進チーム 開催 2020年5月・西新宿スマートシティ協議会設立、第1回スマートシティ協議会開

都庁若手職員による有志開催「5G・西新宿スマートシティPJ勉強会」

「刺激・驚き・モチベーションアップ・今まで知らなかった・カルチャーショック」 これは、都庁若手職員に向けた「次世代通信推進課第一回勉強会」実施後のアンケートで寄せられた回答の一部です。 こんにちは、次世代通信推進課の岡田です。 2020年夏に遡りますが、都庁若手職員20数名に向けて約1時間半の勉強会を開催しました。 勉強会の内容は、至ってシンプル。次世代通信推進課の取組等の紹介、そして次世代通信推進課に所属する「民間企業経験者」とのフリートークです。 それでは、勉強会に

「スマート東京最前線」の次世代通信推進課

皆さん、こんにちは。 昨年8月から、度々このnoteで、「次世代通信推進課」の取組内容を紹介してきました。今回は昨年4月に他の局から転入した私の視点から、ご紹介させていただきます。 最初は“?” 部署名は次世代通信推進課。 異動先の部署名を聞いたとき、「“次世代通信”って何?最近、よく聞くようになった“5G”のこと?アンテナ立てて、5Gを普及させる部署?」等、となんとなく新しいことをする部署だと思っていました。 4月1日。転入初日は、2日後に控えた「西新宿におけるスマート

都庁舎内にスマートサイネージを設置

あけましておめでとうございます。昨年は8月にこのアカウントを開設し、計24本の記事を公開しました。本年も引き続き、次世代通信推進課の取組を発信していきますのでよろしくお願いします。 昨年12月25日クリスマス、東京都庁第二本庁舎2階に新たに設置されたスマートサイネージをご紹介します。 スマートサイネージって、どんなもの? ・映像表示だけではなく、ビデオ通話機能による相互コミュニケーション機能や人流解析機能なども実装する多機能サイネージ ・案内地図、エリア情報や災害情報な

総務省と東京都、5G施策で連携スタート

12月から私たちの部署は、総務省と5Gやその先の6Gに関する施策について、情報交換・意見交換をしていくこととなりました。その新たな関係性の始まりと、都庁舎内で行われた総務省による講演の様子を少しご紹介させていただきたいと思います。 ところで、「ただ意見交換を始めただけでわざわざ記事にするの?」というお声もあると思いますが、一職員の目には、小さいけれども大きな一歩に映りました。そのため、今回は取組の紹介よりも個人的な所感に重きを置いて書き記したいと思います。 とてもウェルカム

東京版スマートポールサイバーセキュリティに関する取組について

こんにちは。次世代通信推進課です。 今日は、セキュリティの取り組みについてご紹介したいと思います。 以前、私達の課の取り組みで、こちらをご紹介しました。 これらのスマートポールには、5G、高速Wi-Fiの他に、カメラ、USB充電やセンサーなどといったIoT機器も搭載されています。 今後スマートポールの数を増やし、データを利用した都民に対する施策も考えております。 今後も「つながる東京」の実現に向け展開をしていくのですが、ふと立ち止まって見ると、「このカメラは、安全なのだろう

クロニクル~「次世代通信推進課」の歩み~

皆さんこんにちは。今回は私達の「組織」にフォーカスして、入庁3年目の私から見た「次世代通信推進課」のこれまでの歩みを記してみたいと思います。 都庁に5Gの部署ができるって!?次世代通信推進課ができたのは今年4月ですが、元々は前身となる「次世代通信推進担当」というチームが昨年9月末に発足したところから歩みは始まります。次世代通信推進担当は、令和元年8月に策定された「TOKYO Data Highway基本戦略」(=主に5G推進に向けたプロジェクト)を実行すべく立ち上がった組織

西新宿の東京都庁舎でも5Gが使える!インフラシェアリングって、なに?

令和2年11月6日から東京都庁第一本庁舎1F、2Fの公共スペースで携帯キャリア3社(docomo、au、Softbank)の5Gが使えるようになっています。 (東京都 プレス発表)https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/11/06/03.html インフラシェアリングとはこの5Gの電波発射で肝となった技術がインフラシェアリングです。あまり聞きなれない言葉ですが、要は、5Gの無線設備を各携帯キャリア

1年目職員の次世代職場紹介

東京都の幅広い5G施策にかかわりたい! そんな思いを胸に入都しました。 皆さんこんにちは! 私は4月より、次世代通信推進課に新規採用された1年目の職員です。 noteを開設して約3か月、私たちの様々な事業・取組を紹介してきましたが、今回は当課が一体どんな職場なのか、事業以外にはどんなことをしているのか、私が半年間働いてみた仕事内容や感想などを踏まえて、改めて自課紹介みたいなことができたらいいなと思います。 〇次世代通信推進課 プロフィールにもあるとおり、今年の4月に新た

西新宿における課題解決策の実証実験

西新宿スマートシティ協議会では、8月に西新宿の課題解決策を募集しました。 現在、募集した課題解決策のうち、今年度中に実施可能なものを短期実証として実施するため、現在調整を進めています。 情報は随時発信していく予定です。 今回はそのうちの一つである「実演芸能部活動コミュニティ」についてご紹介します。 西新宿でのビジネスマンの交流機会の提供として、東日本電信電話株式会社様から「落語を通じてビジネスに活かせる話し方を学べるコミュニティ」をご提案いただき、12月~1月での実施が決

5Gや未来の通信を支えるインフラ ~光ファイバーの役割~

これまで、5Gを使ったサービスとしてARやVR、他にもキックボードなどを以前の記事で取り上げていましたが、今回は通信を支えているインフラについて、紹介します。 1. 高速ブロードバンド回線について 高速ブロードバンド回線といわれても、あまりピンとこないですよね… 一般的な使い方としては、インターネット上の様々なサービス、例えばInstagramやTwitterなどを利用するための回線で光サービスや携帯の4G/5Gなどが、高速ブロードバンド回線です。 高速ブロードバンドは

あなたの活躍できる場がきっとここに!都庁で「デジタル人材」を大募集!

都政のDX推進のための「デジタル人材」が圧倒的に不足しています 都庁の仕事をデジタルに変えていくためには、民間企業などの外部人材を活用するだけでなく、都庁内部にICTに精通した専門的な人材が必要です。 しかし我が国での行政部門ではこうした人材は必ずしも十分ではありません。例えば、ニューヨーク市では、職員総数125,200人のうち、ICT部門は1,500人で1.2%ですが、東京都は行政職32,000人のうち、ICT部門はわずか100人で0.3%にすぎません。 東京都では昨年

note歴2カ月の都庁職員が、10年以上続くテックブログから「ブログ」を学ぶ

都庁の外に目を向ける。 民間企業の情報発信を参考にする。 そこで得たノウハウを活用し、このnoteをよりよいものにしていく。 先日、Yahoo! JAPAN Tech Blogの運営リーダーである山本さんに、ブログのいろはから、運営方針など、幅広くお話を伺いました。 私たちとってはまさに学びの場です。 このnoteは開設後2カ月弱、一方ヤフーさんは開設後約12年。 まだまだ駆け出しの私たちですが、事前に次世代通信推進課内で集めた20個近い質問を集約し、学びの場に臨みました

ユーザーフィードバックで磨き続けるWebサービスのつくりかた(2)

前回に続いて、東京テックチームからユーザーの直接の声とログを頼りにWebサービス改善に活かす方法をお届けします。 〈対話型開発〉では、サービス本番公開の瞬間はゴールではなくスタート。それは、否定的な意味で語られがちな「役所仕事」のイメージを「サービス業」として再定義することでもあります。そしてサービス業である以上、答えは自分ではなく顧客であるユーザー(都民)が知っています。それを逃さないことです。 本稿では、公開後にサービスの使いやすさや利便性を高めるための方法論として、