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東京 i CDC - 新型コロナウイルス感染症対策

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感染症に関する政策立案、危機管理、調査・分析、情報収集・発信など、効果的な感染症対策を一体的に担う常設の司令塔として、新たな拠点となる「東京 i CDC」からの情報発信をピックア… もっと読む
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2021年6月の記事一覧

「新型コロナウイルス感染症 後遺症リーフレット」を作成しました!

新型コロナウイルス感染症は感染時の症状の有無に関わらず、回復後にも後遺症の様々な症状に苦しんでいる方々がいます。この後遺症は20歳代・30歳代でも発症する割合が高いなど、どの年代でも認められています。 後遺症の原因は明確になっておらず、治療に長い時間がかかる場合や感染から1年経過後にも症状が見られる場合もあり、ご本人や周囲の理解が必要です。 東京iCDC専門家ボードの後遺症タスクフォースでは、新型コロナウイルス感染後に様々な症状で苦しむ方々に後遺症を患っている可能性を自覚し

専門家ボードのメンバーはどんな人?㉔(人材育成チーム 髙橋 聡先生)

こんにちは。東京iCDCの事務局です。 東京iCDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。 24回目は、人材育成チームの髙橋 聡(たかはし さとし)先生です。 ―Q 最初に自己紹介をお願いします。 札幌医科大学医学部感染制御・臨床検査医学講座で感染制御と臨床検査の教育と研究を、附属病院で感染対策と臨床検査を統括しています。 附属病院の検査部では、誰もが口ずさむPCR法による新型コロナウイルスの検査を行いつつ抗原定量検査を導入し、多い時で一日最大