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スマート東京の推進

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「スマート東京の推進」や5Gを担当している 東京都デジタルサービス推進課とネットワーク推進課からの情報発信をピックアップしています。
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#海底ケーブル

水中ドローンを用いた新しい海底光ファイバーケーブル保守の形について紹介します

 こんにちは皆さん!島しょ通信担当です。  今回は、島しょ地域の生活を支える光の道「海底光ファイバーケーブル」について、今後の活用が期待される水中ドローンを用いた新たな保守の試みについてのご紹介となります。  さて、本題に入る前に恒例のクイズコーナーです!  以下の写真のうち、水中ドローンはどれでしょうか!? A: B: C:  ヒント:文中にあります。  クイズの答えは、記事の最後にあります! ⛵水中ドローンとは?? 水中ドローンとは、潜航が可能な小型無人潜水

いよいよ始まった利島海底光ファイバーケーブル強靭化対策工事について紹介します

 こんにちは皆さん!島しょ通信担当です。  伊豆大島の南側に位置する利島村では、令和2年3月から海底光ファイバーケーブルによる高速ブロードバンドサービスを開始しました。しかし、利島村と御蔵島村の沿岸部は波浪による断線リスクが依然高く、通信安定性の更なる向上が必要なため、今年度から強靭化対策工事に着手しています。  島しょ地域の生活を支える光の道「海底光ファイバーケーブル」。今回は、利島村での強靭化対策工事についての紹介となります。  事業概要は以下URLで!  さて、本

小笠原の情報通信基盤を5G対応可能な環境に整備しています!【5G対応編】

皆さん、こんにちは!島しょ通信担当です。 私たちは、小笠原における5G化の取組を促進するため、情報通信基盤を5G対応可能な環境に整備しています。今回はその取組について紹介します。是非、最後までご覧いただけますと幸いです。  さて、本題に入る前にクイズです!  Q 東京(竹芝)から小笠原(父島)まで、おがさわら丸という船で片道約何時間かかるでしょうか? a 約10時間        b 約20時間        c 約24時間 (解答は記事の最後をご覧ください。) ⛵海底光

今回は、前回に引き続き、東京都が行った小笠原村への海底光ファイバーケーブル整備について紹介します! 【敷設工事編】

突然ですがまたまた問題です。 Q1  小笠原諸島は、海洋島として独自の進化を遂げた固有の動植物が多く、クジラやイルカをはじめ多くの海洋生物も生息している自然豊かな島々です。   しかし、手付かずの自然が豊かであった島も、太平洋戦争による戦局の悪化により、軍属等として残る人を除く全島民が昭和19年に本州等へ疎開することとなりました。終戦後、小笠原諸島はアメリカ合衆国の施政権下に置かれましたが、その後、日本に返還され、ようやく島民の帰島がかないました。  では、小笠原諸島がアメ

今回は、東京都が日々保守管理している海底光ファイバーケーブルの修理について紹介します!【保守管理編】

突然ですがまた問題です。 Q1 世界で最初の海底ケーブルは、英仏海峡に敷設されました。当時の通信は電信でしたが、初めて海を越えての通信が可能となりました。では、敷設した年は次のうちどれでしょう。 [ ヒント💡 日本はまだ「江戸時代」ですね。] Ⅰ.1869年    Ⅱ.1602年     Ⅲ.1851年 Q2 日本で最初の海底ケーブルは、デンマークによって長崎~上海間に敷設されました。このケーブルにより、日本と海外との間で国際通信が可能となりました。さて、このケーブル

東京都は、島しょ部の海底光ファイバーケーブルを整備し、保守・運用しています!

突然ですが問題です。 Q1 地球上に海底ケーブルはどのぐらいあるでしょう。 [ ヒント 💡 地球一周は 約4万kmです。]   Ⅰ.約20万km     Ⅱ.約80万km     Ⅲ.約120万km Q2 東京都の島しょ部の海底光ファイバーケーブルは合計で何メートル敷設されているでしょうか。 [ ヒント 💡 八丈島から小笠原までのケーブルの長さは 約800 kmです。] Ⅰ.約900km     Ⅱ.約1,200km    Ⅲ.約1,500km  (解答は一番下