「今日はサイコー」お仕事取材
広報広聴課です。
いやあ~暑い夏も過ぎていき、すでに秋風が。暑いけれど、日は長いし、夏休みでみんな楽し気だし(自分は働いていたけれど・・)。やっぱり夏っていいよなあ、と思う今日このごろ。
そんな夏の思い出の一コマをご紹介します。
8月に交通局と東京すくすく(東京新聞)のコラボ企画『都営交通 × 東京すくすく「夏休みわくわくキャンペーン」』というイベントがありまして、一部ですがお邪魔してきました。
記者になりきって
小学生の部は「わくわくこども探検隊 ~お仕事現場を取材してまとめてみよう!」。
都営地下鉄・都電の車庫や都バスの自動車工場を見学し、そこで働く人のお話しをこども記者になりきって取材するというもの。ふだん見ることのできない現場の作業などを見学できるとみんなの期待が高まります。
小学生の部でわたしたちが参加したのは第一弾の都営地下鉄編 「~三田線新型車両を間近で見てみよう~」。
8月5日、都営三田線の西台駅に参加者が集合。そこから三田線の車両基地・志村車両検修場に向かいました。
午前の部は低学年の子どもたちと親御さん5組が参加。
三田線新型車両「6500形」の車体と台車のドッキング作業や基地に停まっている6500形の見学、そしてなんと運転席に座ったりすることができたのです。電車や乗り物が大好きという子どもたちなので「今日サイコー」という声が聞こえました。うれしそうだなあ。
工場見学スタート
これから「6500形」のドッキング作業を見るところ。みんなでスタンバイしてます。
作業員さんたちが安全確認の打ち合わせをしています。「事故防止のために日々こういうミーティングをしてます」と話すのは案内役の車両検修場副場長。
巨大な鉄のパイプが下がってきて約27トンもある6500形を挟み、工場の天井くらいまで高く持ち上げられ、台車のあるところまで動いてきます。
人力で押してきた台車。車輪がついてます。これに車両をドッキング。
吊り上げられていた車両が下にさがってきました。いよいよ車輪がはまります。
最後は人力で確認していきます。
ザ・真剣!
車内でウキウキ
ここで副場長さんに質問タイムです。
「一車両に何人乗れるんですか?」
「先頭車両は139人。他の車両は147人。6300形より広めに作ってあります。出入りがしやすいようにドアのところのスペースを設けたり、つり革も低めのもの、高めのものをミックスしたり、荷物置きも小柄な人でも乗せやすいよう低くしたり工夫しました。交通局の若手チームがデザインを考えて作ったんですよ」
「へえ~」(一同感心)
見学終了後、アドバイザーとしてイベントに参加した東京新聞の記者・大島晃平さんから「見たこと、聞いたこと、みんなの気持ちを書いて」とアドバイスされ、思い思いの絵日記をかいていました。
この絵日記は
10月から一部の都営地下鉄駅コンコースや都バス車両内、また都電おもいで広場などにそれぞれ展示されます。楽しみです。詳細は下記ホームページをご覧ください。
新人アナウンサーみたい
中学生の部は「なりきりアナウンサー ~お客様に安全やマナーを呼びかけよう!~」。
地下鉄の駅員やバスの乗務員になりきって、安全・マナー啓発のアナウンス体験しようというもの。
8月19日、千代田区にあるTOKYO MX本社に中学生たちが30人集まりました。
TOKYO MXの現役アナウンサー・田中陽南さんからレッスンを受けたあと、スタジオで安全・マナー啓発のアナウンスを収録しました。
子どもたちにとってもめったにない体験。いい思い出になったことでしょう。
今回収録したアナウンス音声は、9月21日から30日まで一部の都営地下鉄駅のコンコースや都バス全部の車両内で放送。
こどもたちによるアナウンス音声・絵日記を地下鉄駅やバス車内で放送・展示します!