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すこ~し工夫してウォームビズ

広報広聴課です。
長期予報によりますと、今年の冬は例年並みかそれより寒いかもということです。筆者の家は古い木造のため夏は涼しいのであまり冷房費がかからないのですが冬は激寒。暖房費の請求書を見るのがコワい・・。
毎年冬の省エネが話題にのぼりますが、特に今年はロシア・ウクライナ情勢の影響で電力ひっ迫の可能性が大です。電気料金も少しずつ値上がりし、家計にじわじわと響いているのを感じている人もいることでしょう。
温室効果ガスを減らすにも省エネは不可欠。東京都は「Tokyo Warm Home &Biz」を推奨。都庁でもタートルネックやセーターなど衣類で調整しましょうと、こんなポスターがエレベーターに貼られています。

そこで今回は「こんな工夫しているよ」というアイデアを都庁で働く人たち、また筆者の身近なところで探してみました。何かの参考になれば~。


都庁編

Yさんは大の寒がりさん。職場の自分のロッカーには常にダウンジャケットが入っています。写真で着ているダウンベストの上に更にダウンを着ることも。

男性のNさんもひざかけ常備。時々使っています。

いつも「寒い寒い」とつぶやいているEさん。職場のデスクには保温マグカップ。最近買ったわけじゃなく「シールずっと貼りっぱなしなんです」

暖房の入った便座のふたは閉めましょう。熱が逃げにくくなるし、もう一度便座を温めるパワーを減らすことができます。都庁にもたくさんのトイレがあるので、効果は大です。

おうち編

家でできることもたくさんあります。

某課長宅は5人家族。みんなで部屋に集まっておでん。冬はやっぱりこれですなあ。
お鍋は体もホカホカ、部屋もあたたまる。湯気による加湿効果で体感温度がさらに上がるのだとか。からだを暖める旬の根菜・たとえば、人参、大根、ごぼうなどを入れていろんな鍋をお楽しみあれ。

筆者は足元が冷えるので家ではいつもふわふわレッグウォーマー。見た目もかわいいのでお気に入り。

冬はやはりあったかい飲み物。いろいろなハーブティなどを楽しむのも冬のだいご味です。写真はローズヒップティー。ガラス容器に入れるとキレイで気持ちもリフレッシュ。は~。

頂きものの台湾のお茶。お湯を入れると球が開いてお花が浮かんできます。たまにはこんな趣あるお茶もいいですね。

エアコンで部屋を暖めると、暖かい空気は上に上に。足元が寒くなってしまいます。そこでサーキュレーター。上を向けて使えば暖かい空気が下に降りてきます。暖かくなったなと思ったらエアコンの設定を1℃下げてみませんか。設定温度を21℃から20℃に下げるだけで年間の電気代が約1,740円お得になるという試算も。
【注】外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)
ゼロエミッション東京 イマ・ミライ参照

窓に貼ったプチプチシート。暖房時に熱が逃げていくのは約6割が窓からなんだそう。なので窓にこうしたシートや厚手のカーテンをするのも効果的です。

Kさんの実家から送られてきたお手製ニットのネックウォーマー。寒さ対策としてよく言われるのは「首」「手首」「足首」の「3つの首」を温めるといい、ということ。これは血流の多い血管(動脈)が「3つの首」の皮膚の近くを走っているからなんだそう。こんなかわいいネックウォーマーなら喜んで着けちゃうなあ。

こちらもKさんの私物。電子レンジを少しだけ使ってしまうけどお許しを。サクランボの種が入ったピロー。レンジで数分あたためてゆたんぽかわりに足にはさんだり、抱いて寝るんだとか。優しい暖かさ、なんだそうです。

Mさんは自宅でモフモフスリッパ。足元の冷えに悩む人ってほんとに多いと思います。今はこんな暖かそうなスリッパもたくさんありますよね。

肉体を鍛える編

体の熱の大半は筋肉が作っています。なので筋肉が増えると体も冷えにくいし、さらに筋肉は収縮することで血液を循環させるため血流が良くなります。体が温かければ暖房いらず。
しかし、体を動かすといっても時間がなくて運動できない人も多いはず。また冬は寒くて「なんか動くの面倒くさい」と思ってしまいがちです。その気持ち、とてもよくわかる。。。
そんなあなたにおすすめなのは、歩くこと。

通勤、通学、お買い物など、短い距離でもとにかく歩く。自転車に乗ってしまえば早いけど、歩いてみる、ということを筆者も最近は心がけています。一日どのくらい歩いたか、教えてくれるアプリをスマホに入れて励みにしています。あとは電車の中では座らずに立っている、駅のエスカレーターは使わず階段を昇る、などなど。チョコチョコやるのがコツかもしれません。

もう一段階グレードアップするならスキマ時間を利用した筋トレ。Oさんはなんちゃってダイエットをずっと実践中。「なんちゃってスクワットで筋肉を増やしたい!」と言ったとか言わないとか。

こうしたアイデアを見ていると、ちょっとしたことだけれど暖房だけに頼らない暮らしができそうな気がしてきました。みなさんはいかがでしょうか。この冬も寒いかもしれませんが(きっと寒いでしょうが)アイデアを取り入れつつ、ご自分の省エネライフにチャレンジしてみてください。

参考リンク
環境省・ウォームビズ
資源エネルギー庁・省エネポータルサイト
HTT <電力をH減らす・T創る・T蓄める>を進めよう