マガジンのカバー画像

"東京が変わる。そのために都政が変わる"

93
"東京が変わる。そのために都政が変わる" デジタルの力で都政の仕事を大きく転換し、都民サービスの飛躍的な向上を実現していく「都政の構造改革推進チーム」からの情報発信をピックアップ… もっと読む
運営しているクリエイター

#都庁

都民が「実感できる」QOS向上へ。「重点強化方針2023」を策定しました!

都政の構造改革「シン・トセイ」の取組が始まって、間もなく3年になります。これまで、東京都ではペーパーレスやFAXレス、紙やデスクにしばられない未来型オフィスの展開、行政手続のデジタル化などに全庁一丸となって取り組んできました。 こうした中、都民サービスや都庁の仕事の「新しい形」は、着実に広がってきています。 2023年1月に策定した「シン・トセイ3」では、ユーザーとの対話を通じて良いサービスを作り上げる「サービスデザイン」の考え方を全庁で徹底することや、約7,000に及ぶす

「あなたは都庁が好きですか?」と116人の若手職員に問いかけてみたら。

2020年8月に「都政の構造改革」が始まって2年半が経ち、未来型オフィスの展開、ペーパーレス55%削減、FAXレス99%削減、都民利用78施設の入場料等のキャッシュレス化完了など、いくつかの成果が目に見えるようになってきました。 一方、2021年度の職員向け調査では、構造改革で都政は変わってきたか?という問いに対し、「変わった」とする回答は58%で、4割強の職員は「変わっていない」という回答でした。(※2022年度調査では「変わった」が63%に改善しました) 構造改革とい

「シン・トセイ」は2年半でどこまで進んだ?デジタル環境に関する満足度調査の結果をお伝えします

都政の構造改革を着実に進めていくためには、改革の現在地を定期的に調査して数値化し、その結果を踏まえて、取組をアジャイルに修正していくことが必要と考えています。 シン・トセイでは、行政手続やデジタルサービスについて、ユーザーである都民の方の満足度を調査し、海外都市と比較することで東京の現在地を把握しています。 また、都政のQOS向上のためには、行政サービスを担う職員が、効率的で生産性の高い仕事ができる環境を整えていくことが必要です。そのため、シン・トセイでは、都民の方だけで

ユーザーテストガイドラインをバージョンアップ!~都庁で「サービスデザイン」を徹底するために~

すべての行政手続のデジタル化など、都政のDXの推進にあたり、私たちが目指すのは、単なるデジタル化ではなく、QOS(Quality of Service)の高い、すなわち、誰もが使いやすく、品質の高いデジタルサービスの提供です。 そうしたより良いサービスを創るには、利用者(ユーザー)中心でサービスを設計する「サービスデザイン」の取組を徹底することが大切です。 そのため都庁では、職員が遵守すべき共通の価値観である「デジタル10か条」の1番目に「顧客視点でデザインしよう」を掲げ

キーワードは「オープン&フラット」:「シン・トセイ3」で次のステージへ

2021年3月に「シン・トセイ」戦略を発表してから、1年後の2022年2月に「シン・トセイ2」、さらにその1年後の本日、「シン・トセイ3」に戦略をバージョンアップさせました。 「シン・トセイ3」では、2025年度をターゲットとして、都政のQOS(クオリティ・オブ・サービス)の更なる向上に向け、単なるデジタル化にとどまらず、組織文化の変革にまで踏み込んだ次のステージに挑戦していきます。今回のnoteでは、この新しい戦略について解説します。 ■「シン・トセイ」「シン・トセイ2

都政の構造改革note、2年目のおさらい

都政の構造改革推進チームのnoteはこのたび、2020年10月9日の開設から「2周年」を迎えました。いつもご愛読いただきありがとうございます。 「東京が変わる。そのために都政が変わる。」を合言葉に、新型コロナウイルスがもたらした社会変革の波が大きなうねりとなって押し寄せる中、構造改革推進チームが立ち上がった2020年8月28日から2年以上が経ちました。 私たちは「note」というメディアを通じて、2年間のそれぞれの職員一人ひとりの「実践」をどうすれば一人でも多くの方に知っ

職員一人ひとりのアイデアを実現!「デジタル提案箱」の今

都政の構造改革では、都民・職員からの声を募ることで、課題を見出し、改革に反映させる『双方向コミュニケーション』に力を入れています。 今回のnoteでは、都庁の職員が日々の仕事をする中で思いついたアイデアを改革に直接取り入れるためのツールである「デジタル提案箱」をご紹介します。 「提案すれば変わる!」と感じてもらうために「デジタル提案箱」は都政の現場で仕事をしている職員から、改革のタネとなる提案を募ることを目的に2020年10月に開設しました。 私たちが意識したのは、職員

東京DXの新展開 "GovTech東京"設立構想を発表しました

本日、小池知事と宮坂副知事から、東京全体のDX推進を次なるステージへとステップアップさせる「東京のDX推進強化に向けた新たな展開」を発表しました。 2019年8月、5Gネットワーク等の「電波の道」で「つながる東京」を実現する「TOKYO Data Highway」構想の発表から3年。 東京のデジタル化を爆速で進めてきた2人が、これまでの延長線上にはない、東京全体のDXを推進するための新たな展開を発表しました。 場所は、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出す「スマート

スタートアップとのオープンイノベーションへ。「都庁DXアワード」表彰式を開催しました

「スタートアップ戦略に本気で取り組みます。」そう宣言した8月26日、南場経団連副会長と小池知事のスタートアップに関するトークセッションに続き、同じ場所で「都庁DXアワード」の表彰式を開催しました。 「都庁DXアワード」とは、都庁内のデジタルを活用した優れた実践の取組を表彰するもので、今年度創設し、初めて表彰を行いました。このアワードは都政現場における地道な創意工夫にも光を当て、「褒めあう文化」を作り、「自分もチャレンジしてみよう」という気運を都庁内に醸成しDXを展開していき

スタートアップ戦略に本気で取り組みます!Team Tokyo Innovation 始動

先日発表した「シン・トセイ加速化方針2022」で、私たちは「庁内横断のチームでスタートアップとの協働を更に推進します」と宣言しました。 2022年8月26日、本日より、東京都とスタートアップとの協働は新たなステージに突入します。 まず、これまで都庁内の各局がバラバラに動いていたスタートアップ施策の窓口を一元化し、ワンチームで動いていくことにしました。 チーム名は「Team Tokyo Innovation」です。宮坂副知事を全体統括リーダーとして、新たに設置するスタート

シン・トセイで政策イノベーションを起こす!~「加速化方針2022」~

2020年8月に都政の構造改革が開始して2年が経とうとしています。 改革の突破口となる7つのコア・プロジェクトなどの推進により、未来型オフィスの展開、ペーパーレス55%削減、FAXレス99%削減、都民利用78施設の入場料等のキャッシュレス化の完了、オープンデータを活用したサービスの創出、スタートアップ製品の都政現場への実装など、着実に成果が目に見えるようになってきました。 一方、「シン・トセイ2」の策定からわずか半年、東京は、新型コロナウイルスや気候危機に加え、ロシアのウ

都庁で働く。UI/UXデザイナー、リードリクルーター、セキュリティスペシャリストの仕事

東京都では現在、デジタルシフトをともに進める仲間を募集しています。 前回のnoteでは、都庁のプロジェクトマネージャー、ITコンサルタント、システムアーキテクトの仕事についてご紹介しました。 今回は、都庁で実際に働くデジタルシフト推進担当課長に、今回募集するUI/UXデザイナー、リードリクルーター、セキュリティスペシャリストの魅力についてお聞きしました。 行政サービスの「分かりづらい、使いづらい」といったイメージを変える。【UI/UXデザイナー】都庁内からデジタルサービ

都庁で働く。プロジェクトマネージャー、ITコンサルタント、システムアーキテクトの仕事

東京都では現在、デジタルシフトをともに進める仲間を募集しています。 今回募集しているのは次の5つの職種です。 採用予定人数は10数名程度、募集期間は8月14日(日)までです。※11月1日付採用(※10月1日付採用をご希望の方は7月24日(日曜日)まで) 【追記】募集期間を8月14日まで延長しました。 皆様のご応募を心よりお待ちしております。 * * * このnoteでは、デジタル人材の募集にあわせ、2回にわたって都庁で実際に働くデジタル人材の声をお届けします。その前に

都政のDXのカギは「ひと」~デジタルスキルマップでDX人材を可視化×職員のリスキリングを強力に後押し~

デジタルを梃子とした都政のQOSの向上にあたり、カギになるのは「ひと」です。デジタルサービスを支える「ひと」を確保・育成するとともに、最大限の能力を発揮できるようにすることが、いま求められています。 そのため、東京都では2022年2月に「東京都デジタル人材確保・育成基本方針」を策定しました。 今回のnoteでは、この方針策定の裏側とそこに込めた思いについて、デジタルサービス局のデジタル推進課長、星埜航さんと、民間出身のデジタルシフト推進担当課長、長岡翔平さんにお話をうかが