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東京都マガジン

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東京都庁関連のnoteをまとめています。
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2021年5月の記事一覧

チャーター機のときからずっとコロナ最前線 都立駒込病院

都立駒込病院はもともと、がんや感染症のエキスパートですが、現在はコロナウイルス治療最前線の病院として日夜コロナと闘っています。その駒込病院の様子を取材し、また同病院の医師で感染症センター長でもある今村顕史さんにお話しを伺いました。 呼吸の苦しさや味覚・嗅覚の異常など、コロナ治療後の後遺症について、看護師が電話で相談に応じています 至るところに設置された陰圧計で陰圧をチェック 陰圧とは、外よりも気圧が低い状態のことで部屋から部屋への相互汚染を防ぐために使用される隔離技術で

#シン・トセイ 都政の構造改革ポータルサイトのβ(ベータ)版を公開しました!

5月31日、都政の構造改革推進チームは「#シン・トセイ 都政の構造改革ポータルサイト」のベータ版を公開(プレオープン)しました。 このポータルサイトは、今年3月に公表した「シン・トセイ」戦略で掲げている新しい都政を創り上げる取組を分かりやすく情報発信するとともに、皆さまからご意見をいただきながら、随時取組を発展させていく、『双方向コミュニケーション』を推進するためにオープンしました。 具体的には、「シン・トセイ」の各プロジェクト(7つのコア・プロジェクトと31の各局リーデ

専門家ボードのメンバーはどんな人?㉓(感染症診療チーム 四柳 宏先生)

こんにちは。東京iCDCの事務局です。 東京iCDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。 23回目は、感染症診療チームの四柳 宏(よつやなぎ ひろし)先生です。 ―Q 最初に自己紹介をお願いします。 東京大学医科学研究所・附属病院の四柳 宏(よつやなぎ ひろし)と申します。病院の診療の対象は感染症全般ですが、私自身はウイルス感染症の患者さんを長年にわたって診察してきました。特になかなか治られない慢性感染症の患者さんを拝見しています。  “人生

総務省実証実験に都保有アセットを活用! 〜5G普及に向けた周波数帯の活用〜

 皆さん、こんにちは。  今回は、ネットワーク推進課から5Gに関する実証実験についてご紹介させていただきます。ぜひ、最後までご覧いただけると嬉しいです! 「5Gがもっと使えるようになったらいいのにな…」  2020年3月に商用サービスが始まった5Gですが、まだつながる場所は一部です。  5Gが利用できるエリアが少ない今、「5Gがもっと使えるようになったらいいのにな…」と思われる方も多いのではないでしょうか。  そんな中、5Gの普及に向けて総務省が興味深い実証実験をしています

都庁×スタートアップ:協働の取組が進んでいます!

東京都では、行政課題の解決に向けたスタートアップ企業の製品等のピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」を2019年12月から開催しています。 本年4月26日に「UPGRADE with TOKYO After Pitch Meeting 2021」として、これまでの歴代優勝社全10社が集結し、イベントを開催しましたのでご紹介します! ピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」とは? 「UPGRADE with TOKYO」は、東京都が抱える多様な

専門家ボードのメンバーはどんな人?㉒(研究開発チーム 矢野 寿一先生)

こんにちは。東京iCDCの事務局です。 東京iCDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。 22回目は、研究開発チームの矢野 寿一(やの ひさかず)先生です。 ―Q 最初に自己紹介をお願いします。 奈良県立医科大学微生物感染症学講座の矢野寿一と申します。東京iCDC専門家ボード研究開発チームに加えていただき、ありがとうございます。 私は、抗菌薬が効かない細菌、いわゆる薬剤耐性菌の耐性機序解析を専門として活動して参りました。つまり、ウイルスは私の

金融ライセンス登録手続に関する英語解説書を改訂しました

 みなさん、こんにちは。今回は「国際金融都市・東京」を実現するための東京都の取組について、1つご紹介をさせていただきます。  東京都では、国際金融都市・東京を実現するため、多くの金融系外国企業の方々が東京でビジネスをしたいと考えていただけるよう、様々な支援を実施しています。   これまで、海外の金融系事業者等の方々から、「日本で金融系の事業を行うために必要なライセンスの取得方法を英語でわかりやすく教えてほしい」という声が多く挙がっていました。    金融系の事業を行うため

コロナ見守りサービスって何だろう?1年目職員が登録してみた

 皆さんこんにちは。今回は、庁内各局のデジタル化支援チームである、デジタルサービス推進課の「各局支援担当」が行っていること(特に新型コロナウイルス感染症対策関連)についてご紹介します。 どんな部署?  各局支援担当は、文字どおり都庁各局のデジタル活用を支援する部署です。各局が、ホームページの構築やデジタルツールの利用、新たなデジタルサービスの企画などを行う時にサポートしています。  民間企業等から転職した、デジタル技術の活用経験が豊富な職員が、ニーズに応じたサポートを各局に

都政のDX推進に向けた「5つのレス」の徹底:2020年度の目標を達成しました!

東京都では、都政のDX推進に向けて、「ペーパーレス」、「FAXレス」、「はんこレス」、「キャッシュレス」、「タッチレス」の「5つのレス徹底推進プロジェクト」を推進しています。 都政のDXの推進、さらにはその先にある都政のサービスの質(QOS)の向上を目指し、その前提として、紙やはんこをベースにしたアナログ環境から、オンライン・デジタルをベースにしたデジタル環境へと転換する「5つのレス」を徹底しています。 この「5つのレス徹底推進プロジェクト」では、都庁全体としての2020

専門家ボードのメンバーはどんな人?㉑(人材育成チーム 渋谷 智恵先生)

こんにちは。東京iCDCの事務局です。 東京iCDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。 21回目は、人材育成チームの渋谷 智恵(しぶや ちえ)先生です。 ―Q 最初に自己紹介をお願いします。 私は公益社団法人日本看護協会 看護研修学校で、現役の看護師が「認定看護師」という資格認定を受けるための教育に携わっています。認定看護師は日本看護協会の資格認定制度による資格で、糖尿病看護分野や認知症看護分野など様々な専門分野があり、私自身も感染管理分野

東京金融賞の実施 金融に関する都民ニーズ・課題の募集について

東京都は、「国際金融都市・東京」構想の取組の1つとして、過年度に引き続き、東京金融賞を実施いたします。 東京金融賞は、都民のニーズや課題の解決に資する画期的な金融商品・サービスの開発・提供を行う金融事業者等に加え、ESG投資※の普及活動を実践する金融事業者等を表彰することを通じ、都民の皆さまの利便性向上と金融活性化の実現を目指すものです。  この度、表彰の実施に当たり、都民の皆さまが日ごろ感じる金融サービスやESG投資に関するニーズ・課題の募集を開始しますので、お知らせいたし

混雑情報を最大活用して都民のQOLをあげたい!<施設系混雑ワーキンググループのご紹介>

 都では、「スマート東京/東京版Society 5.0」を実現するために行政や民間の持つデータを積極的に活用しようとしています。その環境整備の一環として、データの流通をスムーズに行うための基盤となる「東京データプラットフォーム」を今後立ち上げる予定です。当該事業の傘下で「どういったデータ活用手法が社会課題の解決や都民の生活の質を向上するのか?」という命題のもと、ワーキング活動に昨年度より取り組んでおります。  「施設系混雑ワーキング」においては「混雑回避」をテーマに、実際に

西新宿で5G搭載スマートポールの整備エリア拡大

 みなさんこんにちは。今回はスマートポールに関する事業者公募についてご報告します。  4月23日(金)から「西新宿エリアにおけるスマートポールの面的設置、運用及び検証事業」に係る協働事業者の募集を開始しました!  東京都では、5Gアンテナ基地局、高速Wi-Fi及びセンサー等の様々な機能を備えた次世代都市インフラであるスマートポールの設置を進めています。  令和2年度は「先行・試行設置」として複数の事業者の協力を得ながら、西新宿エリアに計9基のスマートポールを設置し、その有用

MaaSの実証を行いました part2

 みなさん、こんにちは!前回はMaaSの3つのプロジェクトのうち、多摩地域で行われた2つの実証についてご紹介しました。今週は、もう1つの実証についてご紹介します。 安心・安全な移動をいかに提供するか  新型コロナウィルスによって、商業エリアを中心に来街者が大きく減っている現状があります。そのような中で、安心・安全な移動手段をいかに提供するかが、大きな課題になっています。 今回ご紹介するのは、そのような課題に取り組んだ、臨海部におけるMaaSです。 ナビタイムジャパン株式会