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東京都マガジン

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東京都庁関連のnoteをまとめています。
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#東京都

大学研究者が事業を提案する仕組み=大学提案!事業化された方へインタビューしました。

こんにちは!「大学研究者の皆様の知と想いで、東京を変える」大学提案担当です。 大学提案のインタビュー企画、第4回をお送りします。 ご登場いただくのは、法政大学の姜 理惠(かん りえ)教授です。 東京の未来を拓く起業家を育成する今回の姜教授のご提案は、現在、東京都でも力を入れているスタートアップの創出の源泉となる人材の育成、「起業家教育」に関するものです。皆様は、起業家教育と聞くと、何歳位の年代の方が対象だと想像しますか? まずは、姜教授からご提案いただいた「東京の未来を

大学研究者が事業を提案する仕組み=大学提案!事業化された方へインタビューしました。

こんにちは!「大学の基礎研究を、社会実装につなげる架け橋」大学提案担当です。 大学提案のインタビュー企画、第3回をお送りします。 ご登場いただくのは、東京医科歯科大学の笹野 哲郎(ささの てつお)教授です。 先制医療で寝たきりを減らす笹野教授からは、「寝たきりを20%減らすAI心房細動検診」事業をご提案いただきました。 日本の寝たきりの約20%は心原性脳梗塞が原因ともいわれています。その多くは“心房細動”によって生じていますが、心房細動を早期に診断することは難しく、脳梗塞

都民が事業を提案する仕組み=都民提案!事業化された方へインタビューしました。

こんにちは!「都民が提案し、都民が選ぶ」都民提案担当です。 都民提案のインタビュー企画、第1回をお送りします。 ご登場いただくのは、玉置 陽葵(たまき ひより)さんです。 インクルーシブな社会づくりに向けて玉置さんは、「インクルーシブ体験」プログラムを提案してくれました。 インクルーシブシティ東京の実現に向け、障害のある人と関わる体験学習の機会を都立高校生に提供するという事業です。 事業を提案したときは、高校生だった玉置さん。ご自身が障害をお持ちとのこと。ご自身の経験から

大学研究者が事業を提案する仕組み=大学提案!事業化された方へインタビューしました。

こんにちは!「大学の知見を東京都というフィールドで実証できる」大学提案担当です。 大学提案のインタビュー企画、第2回をお送りします。 ご登場いただくのは、早稲田大学の所 千晴(ところ ちはる)教授です。 資源循環と経済活動の両立に向けて所教授からは、「小型リチウムイオン電池の安全・安心な処理フロー構築」事業をご提案いただきました。 リチウムイオン電池は、携帯、イヤホン、デジカメ、電動歯ブラシなどに活用される、とても便利なものです。しかし、資源循環(サーキュラーエコノミー)

大学研究者が事業を提案する仕組み=大学提案!事業化された方へインタビューしました。

こんにちは!「大学の知見を都政課題の解決につなげる」大学提案担当です。 大学提案のインタビュー企画、第1回をお送りします。 ご登場いただくのは、東京都立大学の山添 誠司(やまぞえ せいじ)教授です。 世界が注目!脱炭素に向けた「DAC」とは山添教授からは、「DACによるカーボンステーション開発事業」をご提案いただきました。 東京都は、2050年までの「ゼロエミッション東京」実現を目指しています。今回の山添教授のご提案は、その先駆けとなる技術を開発するものです。 事業名に

あなたの気づきやアイデアを都の事業に!東京都の事業提案制度をご紹介!

はじめまして!東京都の事業提案担当です! 東京都では、都民のみなさんの気づきなどを事業にする取組を行っています。この事業提案、分かりやすくご紹介いたします! みなさんのアイデアや気づきを事業化この4コマのメリーちゃん・ハリーくんのように、皆さん、東京都にやってほしい取組がたくさんあるかと思います。 そのような気づきやアイデアを提案いただき、事業にするのが、都民提案です! 自由なテーマで最大2億円規模の事業を提案できます! 普段の生活で感じる気づきや発想をもとに、提案して

令和5年度から開始したデジタルデバイド事業のご紹介

 こんにちは!事業推進担当です。今回は、今年度新たに開始したデジタルデバイド事業について、お伝えしたいと思います。 ■視覚・聴覚障害者向けスマートフォン体験会 東京都では、令和5年度から新たに、視覚・聴覚障害者向けのスマートフォン体験会を実施しました。  体験会では講師やアシスタントが参加者に寄り添ってサポートを行い、疑問の解消や操作の補助などを丁寧に行うことで、スマートフォンに不慣れな障害者の方でも安心してご参加いただけるようにしました。 (1)視覚障害者向けスマートフ

国が進める「金融・資産運用特区」へ都の提案を提出しました!

みなさん、こんにちは! 今回は、国が検討を進める「金融・資産運用特区」への都の提案をご紹介します。 この提案は、東京が「サステナブルな社会を実現するアジアのイノベーション・金融ハブ」としての地位を確かなものとするために、必要な規制緩和等を求めるものです。 詳しく解説します! そもそも「金融・資産運用特区」って??今、国は「貯蓄から投資へ」の流れを創出し、日本経済の持続的成長と国民の資産所得増加につなげていく「資産運用立国」の実現を目指しています。 「金融・資産運用特

「つながる東京」の実現に向けて!「つながる東京」3か年のアクションプランを策定しました

 皆さん、こんにちは!つながる東京推進課です。今回は、「つながる東京」の実現に向けて、2024年度からの3か年で集中的に行う取組と具体的な目標を定めた「つながる東京」3か年のアクションプランについてご紹介します。 「つながる東京」展開方針について アクションプランは「つながる東京」展開方針に基づき策定しています。まずは、この「つながる東京」展開方針について、簡単にご説明します。  都は、通信基盤を電気・水道、下水道・ガスなどに並ぶ「基幹的インフラ」と捉え、あらゆる人やモノが

「デジタル証券(セキュリティトークン)シンポジウム~デジタル証券の課題と展望~」を開催しました!

noteをご覧のみなさん、こんにちは! 今回は、3月1日(金)にTokyo Innovation Baseで開催した「デジタル証券(セキュリティトークン)シンポジウム~デジタル証券の課題と展望~」についてご紹介します! みなさんは、「デジタル証券」という言葉を聞いたことはありますか? 聞いたことはあるけど「今までと何が違うの?」という方や、「発行に興味があっても、発行までのプロセスやどのようなメリットがあるのかわからない」そんな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

都市のデジタルツイン特別編     ―能登半島地震支援―

 「都市のデジタルツインって!?」シリーズ第10回の発信です。  今回は、令和6年元旦に発生した能登半島地震に対するデジタルツインの支援について、担当者目線でご報告します。  初めに、この度の地震によりお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。  また、被災者の救済と被災地の復興支援のために尽力されている方々に深く敬意を表します。 データ掲載に至るまで 地震発生の翌日以降、国土地理院などから空中写真を中心とし

Tokyo-London Financial Seminar 2024 開催レポート【後編】 ~ロンドンから海外資産運用業者の東京進出を後押し!~

皆さんこんにちは! 今回は、先日の前編に引き続き、1月31日(水曜日)に英国・ロンドンにて開催したTokyo-London Financial Seminar 2024についてご紹介します。 プログラムはこちら! ※ 開会挨拶から対談までの模様や、東京都が英国でセミナーを開催した経緯などにご関心がおありの方は、ぜひ先に【前編】をご覧ください! ■ 登壇者の発言概要 対談が終わると、セミナーはパネルディスカッションに移りました。 パネルディスカッションでは、都とともにセミ

水中ドローンを用いた新しい海底光ファイバーケーブル保守の形について紹介します

 こんにちは皆さん!島しょ通信担当です。  今回は、島しょ地域の生活を支える光の道「海底光ファイバーケーブル」について、今後の活用が期待される水中ドローンを用いた新たな保守の試みについてのご紹介となります。  さて、本題に入る前に恒例のクイズコーナーです!  以下の写真のうち、水中ドローンはどれでしょうか!? A: B: C:  ヒント:文中にあります。  クイズの答えは、記事の最後にあります! ⛵水中ドローンとは?? 水中ドローンとは、潜航が可能な小型無人潜水

Tokyo-London Financial Seminar 2024 開催レポート【前編】 ~ロンドンから海外資産運用業者の東京進出を後押し!~

皆さんこんにちは! 東京都では、東京市場に参加するプレーヤーを増やすため、金融系外国企業の誘致に取り組んでいます。 この取組の一環として、昨年に引き続き、今年も英国・ロンドンにおいてTokyo-London Financial Seminar 2024 を開催しましたので、本日はその模様をご紹介します。 ■ 通算14回目となるシティとのセミナー共催 このnoteでもたびたび登場しますが、「シティ」というのは、世界屈指の金融街・国際金融センターである英国のシティ・オブ・ロン