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東京都マガジン

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東京都庁関連のnoteをまとめています。
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#都政の構造改革

3年目の開催!都知事杯オープンデータハッカソン

2021年から実施している「都知事杯オープンデータハッカソン」。2023年で3回目の開催となりました。 東京都では、行政データを積極的に公開し、シビックテックの方々等と協働して新たなサービスを創出することで、都民のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上につなげる取組を推進しています。都知事杯オープンデータハッカソンは、この取組を体現したものです。 この記事では、2023年度のハッカソンを振り返るとともに、3月16日に開催した成果発表会(Demo Day)の模様もお届けしま

「学びの拠点」、作りました。東京デジタルアカデミーポータルサイト

急速なデジタル化が進む現在、地方自治体でも職員のデジタル力向上が大きな課題となっています。 東京都では、2022年から「東京デジタルアカデミー」を開設し、東京都職員に加え、行政サービスの最前線を担う区市町村職員のデジタル力向上に向けた取組を進めています。また、2023年には、ポータルサイトを開設し、コンテンツの拡充を進めています。 今回は「東京デジタルアカデミー」の取組内容や想いなど、担当職員の声をお届けします。ぜひご覧ください! 「学びの拠点」を作る。担当者インタビュ

都庁の当たり前を変える!東京都契約請求システムが稼働します

東京都では、これまで「当たり前」となっていた業務や仕組みを根本から見直し、デジタルを活用して都政のQOS(サービスの質)を向上させる取組を進めています。 その取組のひとつが、「東京都契約請求システム」の構築です。 紙の契約書・請求書を前提とした従来の契約事務では、押印や対面での対応が必要であり、事業者・職員双方にとって負担となっていました。新しく稼働する「東京都契約請求システム」は、契約から支払いまでの一連のプロセスをオンラインで完結させることで、事業者の負担軽減や利便性向

台湾の先進事例から考える、東京都のオープンイノベーション

東京都では、2021年度から「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」を開催するなど、オープンデータを活用したデジタルサービスを官民共創により創出することで、都民の生活の質(QOL)向上を目指しています。 都知事杯オープンデータ・ハッカソンではこれまで、工事現場で働く人などの昼食難民とキッチンカーをマッチングする『PECO navi TOKYO』やライフスタイルや家族構成等の情報から住む街選びを支援する『上京物語』など、行政にはない視点でオリジナリティあふれるサービスが生まれて

「実感」できるサービスの質向上へ。シン・トセイ4を策定しました!

DXの推進を梃子(てこ)とした都政の構造改革戦略である「シン・トセイ」は、社会情勢や都民ニーズなどの変化に合わせ、バージョンアップを続けてきました。 そして2024年1月26日、「シン・トセイ4」に戦略をさらにバージョンアップしました! 「シン・トセイ4」のテーマは「実感」。 これまでの取組により、都庁のサービスや仕事の進め方は確実に変わってきていますが、果たしてそれが「サービスが良くなった!」という実感として都民や事業者の方に届いているか?という観点から、DXのD(デジ

TIB Kickoff!「Startup Ecosystem Summit 2023」開催 ~スタートアップ支援の関係者が集まったらすごいことになった~

11月27日、東京都の新たなスタートアップ支援拠点、Tokyo Innovation Baseのキックオフイベントとして、「 Startup Ecosystem Summit 2023 」を開催しました。今回は、熱気に包まれたイベントの様子をご紹介します。 第2回目となるサミットはTokyo Innovation Baseで開催東京都は、2022年11月、スタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」を策定し、ユニコーン数10倍、起業数

Tokyo Innovation Baseのこれから~TIBのキーワードは、ズバリこの4つ!~

前回に引き続き、Tokyo Innovation Base(TIB)を紹介します。今回のテーマは「今後の展望」。TIBには、「世界のイノベーションの結節点」になるという大きな目標がありますが、それに向けてどんな活動を展開していくのか? キーワードは“Global”、”Growth”、”Collaboration”、”Connect”の4つです。今回は、この4つのワードについて深掘りしていきたいと思います。 前回の記事は、こちらをご覧ください。 ■ TIBを特徴づける4つの

Tokyo Innovation Base始動 ~世界のイノベーションの結節点へ~

11月27日、東京都の新たなスタートアップ支援拠点、Tokyo Innovation Baseがプレオープンしました。従来のスタートアップ支援施設とは異なる発想から誕生したというTokyo Innovation Base。今回はそのKick off イベントの模様とあわせて、TIBについて詳しく紹介していきます。 当日の様子まずは当日の会場の様子をご覧ください。 Tokyo Innovation Baseとは?Tokyo Innovation Base(TIB)とは、有楽

「クリエイティブ×テクノロジーで東京をより良い都市に変えていく」ためにCCBTがしてること #CCBTレポ

2022年10月にオープンしたシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]について、シリーズでお届けしています。 前回は、オープニングイベントについて以下の記事でご紹介しました。 今回は、CCBTが一体どのような場所で、どんなことができるのかについて、担当者インタビュー、オーストリアでのイベント出展レポート、そしてCCBTの新しいミッション発表の3本立てで深堀りしていきます! CCBTってこんなところ!担当者インタビュー今回は担当の生活文化スポーツ局の大井さんと橋本さ

すべてのサービスをユーザー目線に。サービスデザイン徹底のために都庁ではじめたこと

東京都では、都民の皆様によりよいサービスを提供するために、「サービスデザイン」を徹底する取組を進めています。 今回は、担当職員へのインタビューなどを通じて、都庁がサービスデザイン徹底のために取り組んでいることについてご紹介します! そもそも「サービスデザイン」とは?「サービスデザイン」は、企画・開発段階から、都民の方など、利用者との対話を徹底することで、要望や期待に沿ったより使いやすいサービスの提供を目指す取組です。つまり、サービス提供者の視点でデジタルサービスを作るので

何に使う?どう使う?「生成AI」活用に向けた“東京都の今”

シン・トセイでは、最新のデジタルツールを積極的に活用し、業務の効率化や都民サービスを向上させていくことを目指しています。現在、国や地方自治体の中でもChatGPTをはじめとした「生成AI」の活用が話題となっています。 東京都でも、生成AIの「ガイドライン策定」「全局での活用」を8月に行うことを公表したところ、「どのような内容か」「どんなツールを活用するのか」「参考にしたい」等々、様々な問い合わせをいただきました。 そこで今回は、生成AIの活用を検討されている自治体や企業の方々

シビック・クリエイティブの力で東京からイノベーションを #CCBTレポ

2022年10月、アート・テクノロジー・デザインがテーマの新たな創造拠点、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]が渋谷にオープンしました。CCBTは、街・スタートアップ・大学・研究機関などと連携し、東京からイノベーションを生み出す原動力となることを目指しています。 今回は、都政の構造改革戦略「シン・トセイ3」のリーディングプロジェクトの一つにもなっているCCBTについて、今年2月に開催したオープニング記念トークイベント「シビック・クリエイティブとイノベーション:デ

現場の努力にスポットライトを。「都庁DXアワード2023」開催

東京都では、デジタルを活用した庁内の優れた取組を表彰するイベント「都庁DXアワード」を開催しました。 今回は、2023年5月17日に実施されたイベント当日の様子をお届けするとともに、「都庁DXアワード」を受賞したDXの取組をご紹介します! 「都庁DXアワード」とは?東京都では、都政のQOS(サービスの質)を向上させるため、それぞれの都政現場において創意工夫を凝らし、DXによる生産性の向上や都民サービスの改善に取り組んでいます。 そこで、こうしたDXへの挑戦を都庁全体で後押し

2年目の都知事杯 オープンデータ・ハッカソン

東京都では、2021年度に引き続き2回目となる「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」を2022年度に開催しました。2023年3月には、ファイナルステージに進んだ10組による成果発表会「Demo Day」を行い、2022年度のハッカソンが幕を閉じました。 今回は、Demo Dayを含め、2022年度に開催された「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」の様子をお伝えしていきます。 2021年度のイベントの様子は以下の記事をご覧ください。 「都知事杯 オープンデータ・ハッカソン」