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東京 i CDC - 新型コロナウイルス感染症対策

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感染症に関する政策立案、危機管理、調査・分析、情報収集・発信など、効果的な感染症対策を一体的に担う常設の司令塔として、新たな拠点となる「東京 i CDC」からの情報発信をピックア… もっと読む
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#換気

流行から3年近く。都民の感染防止対策の現在とこれから-都民アンケート結果から(1)

こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 新型コロナウイルス感染症の流行から3年近くが経ちました。 これまでで最も大きな波であった第7波がようやく落ち着いたものの、この冬は第8波だけでなく、季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されるなど、引き続き対策が必要となっています。 こういった状況のなか、都民のみなさんは新型コロナの感染状況やワクチンに対してどのような意識をもち、またどのような感染防止対策をとっているのでしょうか。リスコミチームでは都民アンケート調査を実施しま

高齢者施設・障害者施設での換気のポイントは?~高齢者施設・障害者施設における換気チェックリストを作成しました~

東京iCDC事務局です。 新型コロナの流行に際し、高齢者・障害者の入所施設等においてクラスターが発生したことや、高齢者や基礎疾患がある方は重症化しやすいことを踏まえ、東京iCDCでは「高齢者施設」と「障害者施設」向けに、換気のポイントをまとめたチェックリストを作成しました。 施設での集団感染や施設利用者の重症化を防ぐためにも、施設スタッフの皆様にチェックリストを是非活用いただき、日ごろの換気方法を振り返っていただくとともに、引き続き、効果的に換気を行っていただくようお願い

感染流行から2年。現在の感染防止対策は?-都民アンケート結果から(1)

こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 新型コロナウイルスの感染流行がはじまって2年以上が経過しました。 リスコミチームでは、感染流行が長引くなかでの、都民のみなさんの意識やくらしを理解するため、都民アンケート調査を実施しました。 調査の概要は次の図のとおりです。 調査対象は東京都在住の20代~70代の都民とし、性、年代、居住地を東京都の人口比率に合わせた割当抽出を行いました。 調査期間は2022年3月15日〜同年同月25日、有効回収票数は10,000です。 今回の

「おうちの換気」ポイントまとめ!換気の専門家にインタビュー①

東京iCDC事務局です。 今回は感染対策の一つ「換気」のうち、ご自宅での換気のポイントについて、早稲田大学建築学科教授(日本建築学会会長)の田辺新一先生、 工学院大学建築学科教授(空気調和・衛生工学会新型コロナウイルス対策特別委員会委員長)の柳宇先生に伺います。 noteの最後に、換気のポイントをまとめています。是非ご覧ください! 1.便利な「24時間換気システム」の稼働を推奨! ―田辺先生、柳先生、よろしくお願いします。 感染対策としてなぜ換気が必要なのか、改めて教えて