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東京都戦略広報課

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東京都戦略広報課発信。メジャーな都政からふだんあまり知られていない、地道に行っている都政、ほかに東京ならではの産業や文化などもご紹介します。
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記事一覧

サマーナイトミュージアム散歩 夜の美術館めぐってみました PART.2

戦略広報課です。 7月18 日から8月30日までの毎週金曜夜開館した、都の美術館5館をめぐったサマーナイトミュージアム記事第二弾。(夏の話題で恐縮です(;゚∀゚)) 今回は東京都渋谷公園通りギャラリー、東京都現代美術館、東京都美術館の3館をご紹介します。 フシギな体験 東京都渋谷公園通りギャラリー まずは東京都渋谷公園通りギャラリー。(以下ギャラリー) サマーナイトミュージアム2024の間「日常アップデート」と題してアーティストたちがそれぞれユニークな展示を行っていました。

夜の美術館めぐってみました PART.1

戦略広報課です。先日から真夏の水族園、動物園と真夏シリーズを続けてきましたが、この夏のもう一つの楽しみは夜の美術館巡りでした。 サマーナイトミュージアムと聞いて「よし、いかなくちゃ」と 7月18 日から8月30日までの毎週金曜日(写真美術館だけ木曜も)、夜間開館した都の美術館5館を訪ねました。 写真もたくさんあるので二回に分け、まずは東京都写真美術館と東京都庭園美術館をご紹介します。 クールな雰囲気 東京都写真美術館東京都写真美術館は恵比寿ガーデンプレイス内にあります。 な

真っ暗でもたのしい「真夏の夜の動物園」

戦略広報課です。 前回の葛西臨海水族園「夜の不思議の水族園」にひきつづき、今回は真夏の夜の上野動物園をご紹介します。 上野動物園もお盆の週の8月11日~16日の間、「真夏の夜の動物園」と題して開園を3時間延長しました。 到着した17時ごろは、夕方になりつつありますが、気温はまだまだ高く、ι(´Д`υ)アツィー。 クマたちやお年寄りのシカなど、暑さが相当こたえているようでした。 「暑さが過酷なので動物たちも早めに涼しい場所に移したり、自分たちで涼しいところに出入りできるように

ナイトオブワンダー「真夏の夜の水族園」

戦略広報課です。 今年の夏もものすごく暑かった~。 昼間に出かけるのはツライ。。でも夏にどこにも行かない、というのもつまらない。じゃあ、日が沈んでから出かけたらいいんじゃない?ということで葛西臨海水族園と上野動物園の夜のイベントに行ってきました。 まずは葛西臨海水族園の「Night of Wonder ~夜の不思議の水族園~」をご紹介します。 葛西臨海水族園ではお盆の時期の8月11日から14日の4日間、開園時間を3時間延長。水槽の照明を消して魚たちと一緒に夜を迎えるのです。

「また学校に行きたいナ」浅草高校に来てみて~

戦略広報課です。 先日、戦略広報部の企画した「伝わる広報大賞」でインハウス賞を受賞した都立浅草高校。予算がさけない中で、職員と生徒が協力して学校をPRする動画を作成。その活動が評価されました。 悩みがありました・・ 浅草高校の入試は一次募集が前期と後期に分かれていますが、そのことを知っている人はあまり多くなく、入学者選抜倍率の低いことが悩みの種でした。なんとかして学校の知名度を上げたい、と昨年から先生と生徒が協力して動画を作り、配信しているのです。この動画のクオリティがすご

都レンジャーから多摩のおすすめゲットした

戦略広報課です。 前回から多摩の都レンジャーを紹介しています。 今回は自然のプロフェッショナルでもある都レンジャー赤塚淳一さんに多摩の自然公園の魅力と楽しみ方」を伺いました。 おすすめポイントいろいろ多摩の自然公園の良いところは ・東京のベットタウンから近く、公共交通機関だけで登山口まで行くことができる ・登山道もたくさんあってよく整備されている ・日帰り登山のバリエーションがとても豊か ・展望の良い山が多い 多摩地域は地理的に日本のちょうど中心。日本百名山の 3 分の 1

多摩の山は任せて!

戦略広報課です。 以前もこのnoteで紹介した都レンジャー。その第三弾です。 「都レンジャー」とは都の自然保護指導員の通称。 前回は小笠原で活動する様子を紹介しました。現在都レンジャーは小笠原に9名、そして多摩に16名います。(令和6年7月現在) 今回は東京の山々を担当している多摩の都レンジャーがどのような活動をしているのか、レンジャーの笠原天生さんにお話を伺いました。 とにかく山を歩く都内の自然豊かな場所には公園として指定されたエリアがあり、そこを「自然公園」と呼んでいま

成長した作り手のステキな雑貨

戦略広報課です。 障がいのある人が描く絵や作る作品には、ステキな味わいのあるものがあります。なので時々アールブリュット展(障害のある人の表現作品なども扱う展示)やそういった方々が作る雑貨のお店などにも行ったりします。 都庁都民広場にある「KURUMIRU」もそうしたコンセプトのお店です。近いので時々寄っては「何かあるかなあ」とチェックしに。(そして時々購入・・) 目黒区にある福祉施設「しいの実社」の商品もここで販売しています。 「しいの実社」では手織りのマフラーやスカーフ、裂

チームで支えるがん治療

戦略広報課です。 日本人が一生のうちにがんと診断される確率は、2019年のデータによると2人に1人。また2021年にがんで死亡した人は約38万人と報告されています(国立がん研究センター調べ)。たとえば、白血病は人口10万人あたり、病気にかかる人は11.3人。(全国がん登録罹患データ2019年より) 血液疾患は発症の頻度が低いものの、若い患者さんが一定数いる病気です。 がん征圧活動が表彰 2023年9月、東京都立病院機構がん・感染症センター都立駒込病院(以下駒込病院)が、がん

今年も決まりました。令和5年度東京都職員表彰

戦略広報課です。 2月14日、東京都の事業で優れた取組を表彰する”東京都職員表彰”が開催されました。それでは、令和5年度の受賞内容をご紹介します。 新しい東京賞下水道局の H T T 、いつやるの? 今でしょ! 電力ひっ迫を解消せよ【下水道局】 【注】HTTとは「電力を Ⓗ減らす Ⓣ創る Ⓣ蓄める(へらす/つくる/ためる)」取組のこと (´-ω-`) 困ッたなぁ 電気の供給不足で大規模停電発生の可能性が。電気を大量消費する下水処理において通常業務の質を維持しつつも、停電

能登に派遣された先生からのオハナシ

戦略広報課です。 能登半島地震が起きて3か月あまりが経過しましたが、北陸地方では日常が戻ったとはいえない状況が続いています。子どもたちも同じです。実家を離れ、避難をしている生徒も大勢います。 東京都はこのような生徒たちの学習支援などをするため、教員を避難先に派遣しました。 教育庁指導部所属の鈴木悠平さんもそのうちの一人です。鈴木さんに今回の支援の様子を教えていただきました。 地震から一か月後鈴木さんが石川県白山市を訪れたのは2月5日から9日まで。金沢駅から車で1時間くらいの

お休み中は何してる?江戸東京博物館

戦略広報課です。 両国といえば両国国技館、そして、大きな屋根が目立っていた江戸東京の歴史と文化を紹介する江戸東京博物館。(以下、江戸博)その江戸博がずっと閉まっているなあと思われている方も多いでしょう。開館から約30年が経過し、施設の老朽化が進みました。そこで2022年4月からリニューアル工事中なのです。大規模な改修のため休館期間は2025年度中までの予定。再開はまだ先になります。でも江戸博がどうなっているか気になる!という方のために工事中の江戸博を少し見せていただきました。

「伝わる広報」目指してます

戦略広報課です。 「東京都」と言えば、新宿にある都庁舎を思い浮かべる方が多いと思いますが、東京都ってどんな仕事をしているのかあまり意識したことがないという方も多いかも。 各部署の職員は、都民や事業者の皆さんに知っていただきたい行政サービスや取組を、どうしたら伝わるのだろうと日夜考えています。 その広報の成果をみんなで共有しようと、このたび「伝わる広報大賞」を新設しました。受賞の対象は2023年1月から12月までに広報活動したものです。 庁内からの応募は126件。1次審査では、

小さな旅に出てみたよ

戦略広報課です。 このステキな都電の絵は交通局の「冬のぬくもり旅~都電の旅~2024」のポスターなんです。いいイラストですよね。東京さくらトラム(都電荒川線)や都営バス、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー沿線と人気のカフェを楽しんでいただこうというキャンペーンなのです。 暮らしに欠かせない交通都電の歴史は古く、明治44年、東京市が東京鉄道株式会社から路面電車事業を買収し、東京市電気局として開局したときから始まりました。 都民にとっては、なくてはならない交通で、昭和18年度は一