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東京都戦略広報課

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東京都戦略広報課発信。メジャーな都政からふだんあまり知られていない、地道に行っている都政、ほかに東京ならではの産業や文化などもご紹介します。
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記事一覧

能登に派遣された先生からのオハナシ

戦略広報課です。 能登半島地震が起きて3か月あまりが経過しましたが、北陸地方では日常が戻ったとはいえない状況が続いています。子どもたちも同じです。実家を離れ、避難をしている生徒も大勢います。 東京都はこのような生徒たちの学習支援などをするため、教員を避難先に派遣しました。 教育庁指導部所属の鈴木悠平さんもそのうちの一人です。鈴木さんに今回の支援の様子を教えていただきました。 地震から一か月後鈴木さんが石川県白山市を訪れたのは2月5日から9日まで。金沢駅から車で1時間くらいの

お休み中は何してる?江戸東京博物館

戦略広報課です。 両国といえば両国国技館、そして、大きな屋根が目立っていた江戸東京の歴史と文化を紹介する江戸東京博物館。(以下、江戸博)その江戸博がずっと閉まっているなあと思われている方も多いでしょう。開館から約30年が経過し、施設の老朽化が進みました。そこで2022年4月からリニューアル工事中なのです。大規模な改修のため休館期間は2025年度中までの予定。再開はまだ先になります。でも江戸博がどうなっているか気になる!という方のために工事中の江戸博を少し見せていただきました。

「伝わる広報」目指してます

戦略広報課です。 「東京都」と言えば、新宿にある都庁舎を思い浮かべる方が多いと思いますが、東京都ってどんな仕事をしているのかあまり意識したことがないという方も多いかも。 各部署の職員は、都民や事業者の皆さんに知っていただきたい行政サービスや取組を、どうしたら伝わるのだろうと日夜考えています。 その広報の成果をみんなで共有しようと、このたび「伝わる広報大賞」を新設しました。受賞の対象は2023年1月から12月までに広報活動したものです。 庁内からの応募は126件。1次審査では、

小さな旅に出てみたよ

戦略広報課です。 このステキな都電の絵は交通局の「冬のぬくもり旅~都電の旅~2024」のポスターなんです。いいイラストですよね。東京さくらトラム(都電荒川線)や都営バス、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー沿線と人気のカフェを楽しんでいただこうというキャンペーンなのです。 暮らしに欠かせない交通都電の歴史は古く、明治44年、東京市が東京鉄道株式会社から路面電車事業を買収し、東京市電気局として開局したときから始まりました。 都民にとっては、なくてはならない交通で、昭和18年度は一

スマホをただの板にしない。スマホサポーターに聞く!

戦略広報課です。 現代の多くの人が「スマホのない生活なんて・・」と感じていることでしょう。 あの小さなスマホはパソコンを携帯しているのと同じです。なんでも調べることができます。行きたい場所や乗り換え情報、映画の上映時間、近くのお店、株価、天気などなど。あらゆる情報がスマホ一つで知ることができるのです。 世界的に見るとスマホは2002年ごろから使われていたのですが、当時日本はガラケーが主流であまり普及しませんでした。そんな状況も2007年にiPhoneが登場し変わり始めます。2

やっぱりアニメが好きだってばよ

戦略広報課です。 日本のアニメは世界中で人気です。かくいう自分もアニメやマンガは大好き。日本の作品はストーリーも凝っていて、とにかくおもしろい!大げさではなく、これまでマンガやアニメに助けられて人生送ってきた、と思えるほどの作品もあります。そう感じているのはわたしだけではないはず。 池袋に新しい聖地? 昨年10月末、池袋に「アニメ東京ステーション(以下アニメ東京)」がオープンしました。 アニメの企画展示や制作資料室などがあり、アニメファンはもちろんのこと、そうではない人も楽

映画のタレンツを探そうぞ

2023年11月20日から25日までの6日間、タレンツ・トーキョーが開催されました。タレンツ・トーキョーはアジアの映画製作者やプロデューサー向けに、世界中の映画業界の専門家から指導を受けることができ、また自分のプロジェクトを発表できるという映画人の未来をひらく企画です。 ベルリン国際映画祭の一環として開催されている「ベルリナーレ・タレンツ」のアジア版として2010年に東京で始まりました。 「次世代の巨匠」になる可能性を秘めた、アジアの「才能(タレンツ)」を育成することを目的と

連続立体交差事業で渋滞なくそう

戦略広報課です。 渋滞が好きだ~という方はいるでしょうか。だいたい皆さん、渋滞は嫌いですね。「開かずの踏切」もツラい。いつまで経っても開かない踏切。ジリジリします。そんな状況を解消するのが「連続立体交差事業」です。 ある一定の区間で上に電車が走っていて、下が道路になってるようなアレですよ、アレ。 渋滞ゼロになった踏切 次の2枚の写真は京急蒲田駅東側の第一京浜(国道15号)です。 これらの写真は同じ場所です。とても同じところとは思えませんね。 写真の第1踏切の遮断時間が、高

なぜ多摩は神奈川から東京に移ったのだ?

戦略広報課です。 個人的に多摩地域に住むこともたびたび。多摩にはご縁がありまして、常に気になっている地域であります、ハイ。 そもそも多摩は「昔は神奈川県だった」って知っていましたか?今から130年前に神奈川県から当時の東京府に移ったのです。 先ごろ東京都公文書館で「東京府文書にみる多摩と東京 多摩地域東京府移管130年」の展示が開催されました。(12月19日で終了) 多摩は神奈川だった! なぜ神奈川県にあった多摩が東京に移ったのか、展示を見逃した方のために、このnoteで多

一度は行きたい、観てみたい文化財ウィーク

戦略広報課です。 芸術の秋とはよく言いますが、それにしてもなんで芸術は秋なんでしょうね。文化の日があるからですかね?? 諸説ありますので、その辺はおいておき。 さてこの秋、東京文化財ウィーク2023期間中に都内各所へ行ってきました。東京の文化財を広くみなさんに知ってもらおうと、普段公開していないものを含めて観覧できる企画なのです。 いやあ、それにしてもたくさんの文化財がありまして、今回はその中のほんの一部に行ってきました。 王子にこんな建物が・・旧醸造試験所第一工場まずはこ

キミも消防団に入ってみないか?

戦略広報課です。 最近ドラマで、地域の消防団員が主人公のドラマがありましたね。それまで消防団の活動をあまり見たことがなかったので、あのドラマでだいぶ概要がわかりました。わたしと同様の方も多いのでは? 地元を助けてきた消防団消防団とは主に地域の住民が団員となり、その地域の火災をはじめ、風水害や震災などでの消防活動を行う組織です。仕事をしている人、学生など様々な立場の人が参加しています。 消防団のルーツは江戸時代にさかのぼります。江戸が舞台の時代劇などに時々登場する「火消し」

警察犬に会えてシアワセ

戦略広報課です。 今日はウキウキしています。なぜかというとワンちゃんに会えるから~。 それもただのワンちゃんではありません。警察でお仕事をしている警察犬たちの訓練を見せていただけるのです。 やってきたのは警視庁東大和庁舎。ここに警察犬の訓練所があります。 犯人の追跡や証拠品の収集、ときには、犯人に立ち向かうなど、捜査員と一体となって働いているのが警察犬です。 警察犬を犯罪捜査に使い始めたのは昭和27年。現在は、警視庁ではシェパード25頭、ラブラドール・レトリバー8頭、計3

思いがけない交流もアル 東京アートポイント計画って?

戦略広報課です。 「東京アートポイント計画」という事業があります。 今日はコトリちゃん(誰?)が解説してくれます。 東京アートポイント計画とは、社会での新しい価値観や、クリエイティブな活動を生むための拠点「アートポイント」をつくる事業です。 具体的には都内各所の地域住民とNPOが一緒になり、アートプロジェクトを行っています。 アートプロジェクトというのは、アートが持つ「当たり前を問い直す」「課題を見つける」「異なる分野をつなぐ」という性質を活かし、アーティストらと人々がよい

なんて平和なんだキリンさん

戦略広報課です。 動物園で人気のあるコーナーの一つ、キリン舎。どうしてみんなキリンが好きなのでしょう。 キリン舎の前では子どもたちが「わ~キリンさんだ~」と嬉しそうな声をあげています。 日野市にある多摩動物公園では1960年~1961年にやってきた2頭からキリンの飼育が始まりました。 現在(2023年7月)、0歳から16歳まで計17 頭と、日本の動物園で一番多い頭数です。 キリンは思っていたより大きい!左下の飼育係の方が小さく見えます。 新しいキリン舎へ昨年の 9月4日に