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東京都戦略広報課

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東京都戦略広報課発信。メジャーな都政からふだんあまり知られていない、地道に行っている都政、ほかに東京ならではの産業や文化などもご紹介します。
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記事一覧

都レンジャーから多摩のおすすめゲットした

戦略広報課です。 前回から多摩の都レンジャーを紹介しています。 今回は自然のプロフェッショナルでもある都レンジャー赤塚淳一さんに多摩の自然公園の魅力と楽しみ方」を伺いました。 おすすめポイントいろいろ多摩の自然公園の良いところは ・東京のベットタウンから近く、公共交通機関だけで登山口まで行くことができる ・登山道もたくさんあってよく整備されている ・日帰り登山のバリエーションがとても豊か ・展望の良い山が多い 多摩地域は地理的に日本のちょうど中心。日本百名山の 3 分の 1

多摩の山は任せて!

戦略広報課です。 以前もこのnoteで紹介した都レンジャー。その第三弾です。 「都レンジャー」とは都の自然保護指導員の通称。 前回は小笠原で活動する様子を紹介しました。現在都レンジャーは小笠原に9名、そして多摩に16名います。(令和6年7月現在) 今回は東京の山々を担当している多摩の都レンジャーがどのような活動をしているのか、レンジャーの笠原天生さんにお話を伺いました。 とにかく山を歩く都内の自然豊かな場所には公園として指定されたエリアがあり、そこを「自然公園」と呼んでいま

成長した作り手のステキな雑貨

戦略広報課です。 障がいのある人が描く絵や作る作品には、ステキな味わいのあるものがあります。なので時々アールブリュット展(障害のある人の表現作品なども扱う展示)やそういった方々が作る雑貨のお店などにも行ったりします。 都庁都民広場にある「KURUMIRU」もそうしたコンセプトのお店です。近いので時々寄っては「何かあるかなあ」とチェックしに。(そして時々購入・・) 目黒区にある福祉施設「しいの実社」の商品もここで販売しています。 「しいの実社」では手織りのマフラーやスカーフ、裂

チームで支えるがん治療

戦略広報課です。 日本人が一生のうちにがんと診断される確率は、2019年のデータによると2人に1人。また2021年にがんで死亡した人は約38万人と報告されています(国立がん研究センター調べ)。たとえば、白血病は人口10万人あたり、病気にかかる人は11.3人。(全国がん登録罹患データ2019年より) 血液疾患は発症の頻度が低いものの、若い患者さんが一定数いる病気です。 がん征圧活動が表彰 2023年9月、東京都立病院機構がん・感染症センター都立駒込病院(以下駒込病院)が、がん

今年も決まりました。令和5年度東京都職員表彰

戦略広報課です。 2月14日、東京都の事業で優れた取組を表彰する”東京都職員表彰”が開催されました。それでは、令和5年度の受賞内容をご紹介します。 新しい東京賞下水道局の H T T 、いつやるの? 今でしょ! 電力ひっ迫を解消せよ【下水道局】 【注】HTTとは「電力を Ⓗ減らす Ⓣ創る Ⓣ蓄める(へらす/つくる/ためる)」取組のこと (´-ω-`) 困ッたなぁ 電気の供給不足で大規模停電発生の可能性が。電気を大量消費する下水処理において通常業務の質を維持しつつも、停電

能登に派遣された先生からのオハナシ

戦略広報課です。 能登半島地震が起きて3か月あまりが経過しましたが、北陸地方では日常が戻ったとはいえない状況が続いています。子どもたちも同じです。実家を離れ、避難をしている生徒も大勢います。 東京都はこのような生徒たちの学習支援などをするため、教員を避難先に派遣しました。 教育庁指導部所属の鈴木悠平さんもそのうちの一人です。鈴木さんに今回の支援の様子を教えていただきました。 地震から一か月後鈴木さんが石川県白山市を訪れたのは2月5日から9日まで。金沢駅から車で1時間くらいの

お休み中は何してる?江戸東京博物館

戦略広報課です。 両国といえば両国国技館、そして、大きな屋根が目立っていた江戸東京の歴史と文化を紹介する江戸東京博物館。(以下、江戸博)その江戸博がずっと閉まっているなあと思われている方も多いでしょう。開館から約30年が経過し、施設の老朽化が進みました。そこで2022年4月からリニューアル工事中なのです。大規模な改修のため休館期間は2025年度中までの予定。再開はまだ先になります。でも江戸博がどうなっているか気になる!という方のために工事中の江戸博を少し見せていただきました。

「伝わる広報」目指してます

戦略広報課です。 「東京都」と言えば、新宿にある都庁舎を思い浮かべる方が多いと思いますが、東京都ってどんな仕事をしているのかあまり意識したことがないという方も多いかも。 各部署の職員は、都民や事業者の皆さんに知っていただきたい行政サービスや取組を、どうしたら伝わるのだろうと日夜考えています。 その広報の成果をみんなで共有しようと、このたび「伝わる広報大賞」を新設しました。受賞の対象は2023年1月から12月までに広報活動したものです。 庁内からの応募は126件。1次審査では、

小さな旅に出てみたよ

戦略広報課です。 このステキな都電の絵は交通局の「冬のぬくもり旅~都電の旅~2024」のポスターなんです。いいイラストですよね。東京さくらトラム(都電荒川線)や都営バス、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー沿線と人気のカフェを楽しんでいただこうというキャンペーンなのです。 暮らしに欠かせない交通都電の歴史は古く、明治44年、東京市が東京鉄道株式会社から路面電車事業を買収し、東京市電気局として開局したときから始まりました。 都民にとっては、なくてはならない交通で、昭和18年度は一

スマホをただの板にしない。スマホサポーターに聞く!

戦略広報課です。 現代の多くの人が「スマホのない生活なんて・・」と感じていることでしょう。 あの小さなスマホはパソコンを携帯しているのと同じです。なんでも調べることができます。行きたい場所や乗り換え情報、映画の上映時間、近くのお店、株価、天気などなど。あらゆる情報がスマホ一つで知ることができるのです。 世界的に見るとスマホは2002年ごろから使われていたのですが、当時日本はガラケーが主流であまり普及しませんでした。そんな状況も2007年にiPhoneが登場し変わり始めます。2

やっぱりアニメが好きだってばよ

戦略広報課です。 日本のアニメは世界中で人気です。かくいう自分もアニメやマンガは大好き。日本の作品はストーリーも凝っていて、とにかくおもしろい!大げさではなく、これまでマンガやアニメに助けられて人生送ってきた、と思えるほどの作品もあります。そう感じているのはわたしだけではないはず。 池袋に新しい聖地? 昨年10月末、池袋に「アニメ東京ステーション(以下アニメ東京)」がオープンしました。 アニメの企画展示や制作資料室などがあり、アニメファンはもちろんのこと、そうではない人も楽

映画のタレンツを探そうぞ

2023年11月20日から25日までの6日間、タレンツ・トーキョーが開催されました。タレンツ・トーキョーはアジアの映画製作者やプロデューサー向けに、世界中の映画業界の専門家から指導を受けることができ、また自分のプロジェクトを発表できるという映画人の未来をひらく企画です。 ベルリン国際映画祭の一環として開催されている「ベルリナーレ・タレンツ」のアジア版として2010年に東京で始まりました。 「次世代の巨匠」になる可能性を秘めた、アジアの「才能(タレンツ)」を育成することを目的と

連続立体交差事業で渋滞なくそう

戦略広報課です。 渋滞が好きだ~という方はいるでしょうか。だいたい皆さん、渋滞は嫌いですね。「開かずの踏切」もツラい。いつまで経っても開かない踏切。ジリジリします。そんな状況を解消するのが「連続立体交差事業」です。 ある一定の区間で上に電車が走っていて、下が道路になってるようなアレですよ、アレ。 渋滞ゼロになった踏切 次の2枚の写真は京急蒲田駅東側の第一京浜(国道15号)です。 これらの写真は同じ場所です。とても同じところとは思えませんね。 写真の第1踏切の遮断時間が、高

なぜ多摩は神奈川から東京に移ったのだ?

戦略広報課です。 個人的に多摩地域に住むこともたびたび。多摩にはご縁がありまして、常に気になっている地域であります、ハイ。 そもそも多摩は「昔は神奈川県だった」って知っていましたか?今から130年前に神奈川県から当時の東京府に移ったのです。 先ごろ東京都公文書館で「東京府文書にみる多摩と東京 多摩地域東京府移管130年」の展示が開催されました。(12月19日で終了) 多摩は神奈川だった! なぜ神奈川県にあった多摩が東京に移ったのか、展示を見逃した方のために、このnoteで多